「いもいリビングラボ」の草刈り行事に参加!

僕は個人的に、中山間地の集落再生(ひいては集落の空き家再生)に興味があり、長野市芋井地区(上ケ屋~飯綱高原界隈)の住民自治協議会が立ち上げた「いもいリビングラボ」という団体に、こっそり参加しています。人口減と少子高齢化が進む芋井地区ですが、昔からの素晴らしい景観と、古き良き里山の風景が沢山残っており、僕個人は「めちゃくちゃ素敵なところやん!」と思い、通うたびに心を打たれているのですが、山間地、農村集落ならではの課題が沢山ある中で、いかに、関係人口を増やし(できれば移住者も増やし)地域を盛り上げていくかということを、真剣かつ楽しく議論しています。

長野市界隈では、「小川村」がとても景観の美しい村で、移住者も多く、個人的には大変気に入っているのですが、芋井地区も、小川村には負けない美しい里山の景観が残っており、何より長野市中心部に近い、飯綱高原、戸隠という観光地を抱えているという利点があります。

僕なんかは、いもいリビングラボでは完全アウェイの新参者であり、ただ長野市内で小さい不動産屋をやっているというだけの立場なのですが、実際は上ケ屋地区の農家集落で空き家の売却を担当しており、「その地域を深く知る」ということが仕事上必須となるわけです。特に、移住者をお客様として抱えるうえでは、いかにその地域の魅力を伝えるか、ということが僕自身の大切なミッションだと思っており、やはり、その地域に一度どっぷり身を置いてみることが大切なのではないか、と考えてみたわけです。

そんな中、先週の日曜日、なんと、いもいリビングラボが、とてもユニークな草刈りイベントを開催しました。その名も「草刈りバスターズ」。広瀬の軍足池(ぐんだりいけ)で実施。芋井地区の交流人口を増やすことを目的とした講習イベントです。参加費は1,500円ですが、地元の農家さんが草刈りの方法を一から教えてくれます。しかも、手作りのランチとお土産、日帰り温泉の入浴券付き!実際に草刈り機で草を刈り、自分一人でできるようになるまで、詳細にレクチャーしてくれます。当日は、NHKも取材に来ており、7月頃放映されるとのこと。ゲスト(参加者)は約20名、僕はリビングラボの会員の一人?とされており、本来はホストの役割なのかもしれませんが、まだまだ新参者であり、ゲストとして加わりました、参加者は、新聞記事で知った人、NPOからの紹介者、リビングラボ関係者の親族など様々でしたが、イベント後の食事や地元の方との交流も楽しく、企画自体は概ね好評だったと思います。

秋頃にも、草刈りバスターズの第二弾が行われる予定なので、草刈り作業や集落再生にご興味のある方は、いもいリビングラボ、または僕までご連絡ください。(草刈りが大好きになるかも?)。下のWebサイトも是非ご覧ください。

いもいリビングラボ(芋井地区住民自治協議会・芋井の里)