綿半「権堂店」 OPEN!

大日不動産から自転車で5分位のところに権堂商店街があるのですが、権堂駅下りたすぐのところ(旧イトーヨーカ堂)に、綿半スーパーセンター「権堂店」が、昨日よりプレオープンしました。改装工事中から気になっていたので、一足先にお店に行ってきました!

綿半といえば、昨年冬に、長野市檀田の綿半ホームエイドが灯油を「1ℓ99円」という破格で売っており、その赤字覚悟の太っ腹ぶりにめちゃくちゃ感銘し、その後、ちょくちょく利用しています。権堂には以前イトーヨーカ堂があり、そこを減築して、地下1階付2階建にして、近隣住民のための日用品をメインとした「リノベ・スーパーセンター」にしたということですね。確かに、近くには最近分譲マンションが林立しており、徒歩圏で何でも揃うスーパーがあるというのは、とても有難い存在です。これだけでも、長野大通り界隈の分譲マンションの評価は、さらに上がるんじゃないかと思いますね。

地下1階は、食品売り場。他の綿半と変わりはないのですが、「綿半の本気!」はここでもしっかり垣間見えています。地下の食品コーナーでは、沢山の鯛とうなぎを水槽で泳がせていました。新鮮なサザエやハマグリも沢山売っていました。長野が海なし県であるがゆえに、新鮮な魚を何としても提供しよう!という、綿半の強い意気込みが嬉しいですね。客引き用なのか?大きい蟹さんも売られていました。

1階は、ライトな感じのホームセンター(日用品メイン)と、健康グッズ、女性をターゲットにした果物カフェがありました。2階は、ダイソーと家具屋さんで、庶民的な雰囲気でした、全体的に、肩が凝るような雰囲気は全くなく、老若男女、気楽に買い物に来れるような雰囲気でした。外は、秋葉神社とつながっていて、外の空気を感じながらお茶を飲めるしゃれたオープンスペースもあり、心地よく休むこともできます。新たな権堂の顔として、気さくで良い雰囲気を作り出しているなあと思いました。

なお、綿半は「〇合」という独特のロゴマークであり、よそ者からすると、なんじゃこれは!?いつの時代だ?渋すぎる!と思い切り戸惑ってしまうのですが(笑)、元々綿半は江戸時代の飯田市の綿商店で、創業者の3代目である「綿屋半三郎」の綿と半から「綿半」という屋号にしたそうです。〇合というのは、創業者の先祖の武将が掲げた旗印だったそうで、今では「社員全員が力を合わせて頑張ろう」という意味だそうです。「社員全員一丸」という理念の下、社員を大切にしながら、じっくり発展してきたのだろうと思います。綿半は、綿商店→鉄骨加工→ホームセンター&食料スーパーと業態を変え、今に至るそうです。

長野大通り側の看板には、since1598 と書いてあるので、江戸時代が始まる前(戦国末期)からの、信州の歴史ある企業であることを示しています。令和の時代となり、長野電鉄と組んで、権堂の地で、再び花を咲かせようというわけですね。今は、本社が東京の新宿区四谷にあり、東証プライム上場とのこと。それも、本当に凄いことだと思います。

明日(9月30日)から正式オープン。お時間のある方、ぜひ、権堂店に足を運んでみてはいかがでしょうか?